ローズマリーのエピソード


ローズマリーは古くから人間に利用されてきた代表的なハーブです。
地中海沿岸地域原産の常緑性低木で、香辛料や香水はもちろん、リウマチや神経痛薬、頭痛・風邪薬等の薬用にも用いられてきました。
また昔から殺菌や疫病予防にも効果があると考えられ、現在でも色々な場面で使われています。
そのため歴史の中にもしばしばこのローズマリーが登場しています。

ヨーロッパで有名なのはハンガリアンウォーターの話でしょう。4967935
とても美しかったハンガリアン王妃でしたが、歳をとり美貌が衰えてきました。
そこへローズマリーをアルコールに漬けこんだ水が献上され、この水を使用した王妃は70歳を過ぎていたのに、20代の王子に求婚されるほど若返ったという話です。
具体的には不明な点が多いのですが、これが世界最古の香水とも若返りの水とも言われるハンガリアンウォーターの始まりです。

また、シェイクスピアの作品中にもローズマリーは登場しています。
「ハムレット」の悲劇のヒロイン、オフィーリアが正気を失って兄にローズマリーを手渡す場面があります。
ローズマリーは頭や脳の治療薬と信じられていたので、このような場面に象徴的に描かれたのかもしれません。

ヨーロッパに限らず、ローズマリーは古代エジプトでも使われていたと考えられます。
ファラオの墓のワインの壺の中に、ローズマリーや他のハーブが残っていたのが発見されているのです。

このような様々なエピソードから、ローズマリーは古くから無くてはならないものだった事が良く解ります。

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